あなたの世界の見え方

見えている世界は当たり前だと思っているのはあなただけ

常識に気づく1

私が女になったのは20歳の頃です。

って、性転換したとか、そういう大きななことではないんです。

私は当時、大学生でひょんな流れで人権問題を扱ったサークルに首を突っ込むことになりました。
その中で、性同一性障害とか性風俗とかのテーマを扱ったワークショップに参加したことがありました。

市町村が主催して行うようなワークショップだったのですが、初回からニューハーフの店で働く人が香水をムンムン匂わせて講義するような、かなりぶっ飛んだからイベント内容でした。

プログラムの中で、女装と化粧して街を歩くとか、風俗のお姉さんにインタビューしたりとか、オマセな自分にはかなり刺激的な内容でしたが、私はとても影響を受けました。

それは、自分は随分と男らしく生きているなという実感です。